【目次】
「ヘルニアがある=痛みが出る」とは限らない
本当の問題は「身体の使い方」にある
「安静にしすぎる」が逆効果になることも
痛みだけを追いかけない
手術を避けたいなら「その場しのぎ」から卒業する
改善する人に共通する特徴
「怖がりすぎない」が改善への第一歩
「できれば手術はしたくない…」
椎間板ヘルニアと診断された方の多くが、まずそう考えます。
実際に、
・腰が痛い
・足がしびれる
・長時間座れない
・朝起きるのが辛い
・歩くと足に違和感が出る
このような症状が続くと、不安になりますよね。
しかし、ここで知っておいてほしいことがあります。
それは――
“ヘルニア=すぐ手術”ではないということです。
もちろん、重度の麻痺や排尿障害など緊急性が高いケースでは手術が必要になる場合もあります。
ですが実際には、手術をせずに改善へ向かう人も多く存在します。
では、その違いは何なのでしょうか?
今回は、椎間板ヘルニアを改善へ導くために大切な「考え方」についてお話ししていきます。
■「ヘルニアがある=痛みが出る」とは限らない
まず大前提として知ってほしいのが、
ヘルニアがある人全員が強い痛みを感じているわけではないという事実です。
MRIを撮った結果、「ヘルニアがありますね」と言われても、日常生活を普通に送っている人もいます。
逆に、画像上は軽度でも強い症状が出ている人もいます。
つまり重要なのは、「ヘルニアがあるかどうか」だけではなく、
“なぜその部分に負担が集中しているのか”なのです。
■本当の問題は「身体の使い方」にある
椎間板ヘルニアの方に共通して多いのが、
・腰だけで動く
・股関節が硬い
・背中が動かない
・呼吸が浅い
・常に身体が緊張している
このような状態です。
本来、人の身体は 「全身の連動」で動くようにできています。
ですがどこかが硬くなると、 その負担を腰が代わりに受け始めます。
すると、腰椎や椎間板へのストレスが増え、結果としてヘルニア症状へ繋がっていくのです。
つまり大切なのは、 単純に「腰を揉むこと」ではなく、“なぜ腰に負担が集中しているのか?”
ここを見つけることです。
■「安静にしすぎる」が逆効果になることも
ヘルニアになると、「とにかく安静」と言われることがあります。
もちろん、炎症が強い時期は無理をしないことが重要です。
ですが、必要以上に動かなくなると、
・筋力低下
・血流低下
・関節の硬さ
・回復力低下
を招いてしまいます。
特に最近は、“痛み=壊れている” と過度に不安を感じることで、身体がさらに緊張し、症状が長引くケースも少なくありません。
実際には、「少しずつ正しく動くこと」が改善のきっかけになることも多いのです。
■痛みだけを追いかけない
ヘルニアで悩んでいる方ほど、 どうしても「痛み」に意識が向きます。
ですが、本当に見るべきなのは、
・どんな姿勢で悪化するのか
・どんな動きが苦手なのか
・どんな生活習慣があるのか
・どこが硬くなっているのか
例えば、
✔ 長時間座る
✔ 中腰作業が多い
✔ 足を組むクセ
✔ 猫背姿勢
✔ 睡眠不足
✔ ストレス過多
こうした積み重ねが、身体へ大きな負担をかけていることがあります。
つまり、改善には 「症状だけを見る」のではなく、生活全体を見直す視点が必要なのです。
■手術を避けたいなら「その場しのぎ」から卒業する
一時的に楽になる方法はたくさんあります。
・湿布
・痛み止め
・マッサージ
・電気治療
もちろん、それらが必要な時もあります。
ですが、それだけでは根本的な身体の使い方が変わらない場合も多いのです。
大切なのは、
「どうすれば再発しにくい身体になるか」
という視点です。
そのためには、
・姿勢
・呼吸
・歩き方
・股関節の使い方
・体幹の安定性
などを見直していく必要があります。
特に、腰を守るためには “腰以外がしっかり働くこと” が非常に重要です。
■改善する人に共通する特徴
椎間板ヘルニアが改善へ向かう人には共通点があります。
それは、「身体の変化を焦りすぎない」ということです。
ヘルニアは、 長年の身体の使い方の積み重ねで起きているケースも多くあります。
つまり、短期間ですべてが変わるわけではありません。
しかし逆に言えば、 正しい方向へ身体を変えていけば、少しずつ回復力は高まっていきます。
・昨日より少し歩けた
・朝の痛みが軽くなった
・座る時間が伸びた
こうした小さな変化を積み重ねることが大切です。
■「怖がりすぎない」が改善への第一歩
ヘルニアの方の中には、「もう治らないのでは…」と不安を抱えている方も少なくありません。
ですが、必要以上に怖がることで、 身体はさらに硬くなり、防御反応が強くなります。
すると、「痛い → 動かない → 硬くなる → さらに痛い」という悪循環へ入ってしまうのです。
だからこそ大切なのは、
“身体は変わる可能性がある”という視点です。
もちろん無理は禁物です。
ですが、 正しい知識と身体の使い方を身につけていくことで、手術を回避しながら改善へ向かうケースも十分あります。
まとめ
椎間板ヘルニアで大切なのは、「ヘルニアだけを見る」のではなく、“なぜ腰に負担が集中しているのか?”
を考えることです。
・身体全体の連動
・姿勢
・呼吸
・股関節の硬さ
・生活習慣
これらを見直していくことで、身体は少しずつ変わっていきます。
そして何より大切なのは、“痛みだけに振り回されないこと”です。
手術しかないと思い込む前に、 まずは身体の使い方や日常習慣を見直してみてください。
あなたの身体には、まだ変わる力が残っているかもしれません。
KIC九大学研都市整骨院では、筋肉・骨格・神経の観点から痛みや痺れの改善に努めていきます。
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