耳鳴りは日々の生活習慣による積み重ねがつくる“耳のストレス”からくるものだった!!

耳鳴りは日々の生活習慣による積み重ねがつくる“耳のストレス”からくるものだった!!
【目次】
耳鳴りは「耳の問題」だけではない
耳鳴りを悪化させる5つの生活習慣
耳鳴りをやわらげるための生活習慣3つ
整体で整える「耳鳴り体質」




「キーン」「ジー」「ザー」と、周囲が静かなときほど気になる耳鳴り。
病院で検査をしても「異常なし」と言われるケースが多く、原因が分からず不安に感じる方も少なくありません。
実は、耳鳴りの多くは生活習慣の乱れやストレスが深く関係しています。
つまり、毎日の過ごし方を見直すことで、耳鳴りが軽くなる可能性も十分あるのです。
今回は、耳鳴りと生活習慣の関係について詳しく見ていきましょう。



■耳鳴りは「耳の問題」だけではない

耳鳴りは、外部に音がないのに自分の耳の中で音を感じる症状です。
しかし、その音を“聞いている”のは耳ではなく脳です。
つまり、耳鳴りは脳や神経のバランスの乱れによっても起こります。
そしてそのバランスを乱している大きな要因が、生活習慣の乱れなのです。



■耳鳴りを悪化させる5つの生活習慣

では、どのような習慣が耳鳴りを引き起こしたり、悪化させてしまうのでしょうか。
代表的な5つを紹介します。

①睡眠不足・不規則な生活
睡眠は脳と神経を休ませる大切な時間です。
寝不足や夜更かしが続くと、自律神経が乱れ、交感神経(緊張の神経)が優位になります。
この状態では血流が悪化し、内耳や脳の血液循環が低下。
結果として耳鳴りが強くなりやすくなります。

②ストレスの蓄積
仕事や人間関係のストレスも大敵です。
精神的ストレスが続くと、脳が常に緊張状態になり、聴覚神経が敏感になります。
「音を拾いすぎる脳」になることで、耳鳴りを強く感じやすくなるのです。

③スマホ・パソコンの使いすぎ
長時間の画面作業は、目だけでなく耳にも負担をかけます。
画面を凝視する姿勢は首や肩をこわばらせ、血流を悪化させます。
また、イヤホンで大音量の音を聞く習慣も、聴力を徐々に低下させる原因になります。
結果として脳が「聞こえない部分を補おう」として、耳鳴りを感じやすくなります。

④食生活の乱れ
偏った食事や過剰なカフェイン・アルコール摂取も耳鳴りに影響します。
特にビタミンB群やマグネシウムなど、神経の働きを支える栄養素が不足すると、聴覚神経が疲労しやすくなります。
また、塩分過多は血圧を上げ、内耳の血流を悪化させることもあります。

⑤運動不足・姿勢の悪さ
体を動かさない生活は血液の循環を悪くします。
特に首や肩周りの筋肉が固くなると、耳や脳への血流が滞りやすくなり、耳鳴りが出やすくなります。
デスクワークで前かがみ姿勢が続く人も注意が必要です。





■耳鳴りをやわらげるための生活習慣3つ

耳鳴りの改善には、薬や治療だけでなく、生活を整えることが不可欠です。
今日から取り入れられる3つの習慣を紹介します。

① 睡眠の質を高める
就寝前のスマホ・テレビは控え、脳を休ませる環境を整えましょう。
ぬるめのお風呂に入って体を温める、深呼吸をするなど、リラックスできる時間をつくることが大切です。
7時間前後の睡眠を心がけるだけでも、自律神経の安定につながります。

② 首・肩の血流をよくする
首の筋肉が硬いと、耳への血流も滞ります。
1時間に1回は軽く首を回す、肩を上げ下げするなど、こまめにリセットを。
整体で首・肩周りの筋緊張をゆるめることも効果的です。

③ 脳を休ませる「静かな時間」を持つ
音や情報にさらされ続ける現代では、脳が常に疲れています。
1日10分でもスマホを置いて、深呼吸をしたり外の風を感じたりする時間をとりましょう。
脳の緊張がゆるみ、自律神経が整いやすくなります。


■整体で整える「耳鳴り体質」

整体では、耳鳴りの原因となる首・肩のこり、自律神経の乱れを整える施術を行います。
筋肉の緊張を緩め、血流を改善することで、耳や脳に“酸素と栄養”がしっかり届くようになります。
また、呼吸や姿勢を整えることで、ストレス耐性も高まり、耳鳴りを感じにくい体へ導くことができます。



まとめ

耳鳴りは、決して「年のせい」だけではありません。
多くの場合、毎日の生活習慣の積み重ねが大きく関わっています。
睡眠、姿勢、ストレス、食事、スマホ時間――
どれかひとつを変えるだけでも、耳や脳の負担は確実に減っていきます。
耳鳴りは体からのサイン。
「少し休んで」「バランスを整えて」というメッセージかもしれません。
生活を見直すことが、静かな日常を取り戻す第一歩になるでしょう。
KIC九大学研都市整骨院では、お身体を根本的に良い環境に変えていくことで自律神経も整い耳鳴りの改善に繋がります。
現在、耳鳴りやお身体の事でお困りでしたら当院までお気軽にご相談下さい。